古くなった排水管というのはかなり性質が悪いんです。ちなみに今回は25年選手。
あまりお掃除もせずに詰まったため、ホースを突っ込んでみたら穴が開いて漏水しちゃったとのこと。
見てみると漏水箇所以外にもあちこちに水漏れの痕跡が、、、1箇所だけじゃないです。とりあえずわかっただけで5箇所、、、
これは以前に水漏れをしたけど、配管内のゴミやサビが穴に詰まって漏水が勝手に止まったところです。
しかも、今まさに漏れている箇所をみると、、がっつり穴が開いています。ちなみにこれは鉄管です。鉄も25年たつと穴が開いてしまいます。
排水管を外してみると、ねじ山ももうほとんど残っていません。これじゃ漏水するのも納得です。
とりあえずは、現在漏水している箇所を新しい排水管に交換します。
でも、古い排水管はここからが心配です。まだ交換していない箇所で昔漏れた箇所が3箇所残っています。
古い排水管は一部分を交換するとその影響で別の箇所が漏水することがあります。
非常によくあります。
そもそも、配管内の水圧に耐え切れなかった一番弱い箇所が漏水するんです。そこを直せば2番目、3番目に弱い箇所に圧力がいき、漏水します。
で、やっぱり漏水が相次ぎ、結局全部見えている部分は全部配管を入れ替えました。。。なかなか大変でした。
気持ちの悪いものを見たい人はこのページのずーーーーっと下へ行ってください。
25年間分の汚れが詰まった排水管内の写真があります。
この写真で大事なのは、排水管（鉄管）の厚さ。
上側はまだ当初の厚さを保っています。 それに比べて、配管の下側は極端に配管が薄くなっています。この薄くなったところに穴が開き、水漏れ開始になります。。。
排水管は1箇所水漏れが始まるとなかなか終わりません。1箇所の漏水がわかったらある程度計画的に排水管の入れ替えをお勧めいたします。