当社のお客様はビジネスホテル、不動産オーナー、不動産管理会社が多いため、本エントリも上記お客様に向けて書いています。
古いユニットバスについてお客様よりよく相談を受けます。
交換の基準などはいろいろあるのですが、結構費用が掛かります。100万程度かかる場合もあります。
そのため、ユニットバスは使えなくなるまで使えばいいのかなと考えています。
ただ悲しいことに、いつかは使えなくなる時がきます。
使えなくなる理由は以下のことが考えられます。
■ユニットバス廻りの配管の漏水などで、ユニットバスを解体しないと修理ができない場合
■壁や天井が腐食し洗面器やカウンターが設置できなくなる場合
■必要なパーツが壊れ、交換パーツがない場合
では、ユニットバスを長持ちさせるためにどうしたらいいのでしょうか。
私なりの回答は
①換気をしっかりしてユニットバス内の腐食を抑える
②使用をしない期間を作らない
まずは、①について
ユニットバスはあちこちが腐食して寿命が縮みます。
腐食を抑えるには、、一番簡単なのは換気と清掃
腐食の始まりはカビです。カビが生えないために換気が必要
定期的に換気扇の交換
2年に1回の契約更新時に水廻りの清掃を入れる(清掃業者を大家さんが手配・費用負担)
②について
「使用しない期間を作らない」とは
空室のまま、倉庫として使っていてなどでお部屋を使わないと必然的にユニットバスも使用しません。
そうなると、
☆給水管・給湯管内の水が腐る→配管が内側から腐る
☆排水管内が乾燥、収縮しやすい→排水管にひびが入りやすくなる
☆水栓関係、トイレ関係、止水栓などの配管廻りの器具が壊れやすくなる
解決策として、
倉庫部屋・空室でも必ず定期的に各器具を使って一定量の湯水を出す。
換気をしっかりする。未使用期間を作らないことでユニットバス内の器具も長持ちします。費用も手間もかかるユニットバスの入替工事を少しでも先延ばしする為にがんばりましょう。
■ユニットバスの壁面・床を開口して配管やトラップを修理や交換するなど、いろんな方法でユニットバスの延命が可能です。
株式会社アイズが実際に施工した例
壁面にひびが入り漏水→【漏水修理】客室ユニットバス壁面のタイル割れ補修
壁面に穴→ユニットバス壁面破損→壁面修復+シート貼り
ドアは破損→ユニットバスドアの修繕
壁面が腐食→Nationalユニットバスの腐食部修繕・浴室塗装再生
配管から漏水→客室のユニットバス・キッチン廻りの給水配管入替
洗面器が割れ→カウンタータイプのユニットバスをリフォーム
バスタブが割れ→ユニットバス内のバスタブ交換
壁面の埋込石鹸置きから漏水→代わりにカバープレートを設置
洗面器が外れてしまった→洗面器を再固定
カウンターが割れた→カウンター修繕・塗装仕上げ
大便器が割れた→大便器を交換
株式会社アイズまでご相談ください。
連絡先はメール(info@eye-s.jp)にてどうぞ