無事に漏水の原因を発見し、修理対応を終えました。
案件詳細
住所:東京都23区内
施設タイプ:ビジネスホテル
工事箇所:客室ユニットバス内/客室内の壁面
工事内容:(ユニットバス内:バスタブ・カウンター一時撤去/壁面にパネル貼付/表面処理/バスタブ・カウンター再設置)
(客室内の壁面:調査の為開口/点検口設置)
作業時間:2日間(1日目 バスタブカウンター撤去・壁面パネル貼付/2日目 バスタブ再設置)
まずは漏水の原因調査
状況は客室の入ったところの床が濡れていて、どうもバスルーム側の壁からしみだしているのではないかとのこと。
写真だとこんな感じ。ふつうこの箇所が濡れていたらバスルームからの漏水を疑います。
ユニットバス内部は漏水している様子は特にありません。
こんなユニットバス
LIXIL INAXの1216 カウンタータイプ/壁面タイル張り
そこで客室側の壁を開口して中を見てみることにしました。
濡れたような跡はあるので必ず漏水しているはずなのですが、、、、
ところがシャワーをバスタブ内に流すのではなく、壁に流すとものすごい量の水が出てきました。。。。
バスタブに隠れて見えない壁面のタイルを調べると、、、タイルの目地がなくなって、タイルが2‐3枚はがれかけています。
と、いうわけで漏水の原因特定ができたので、修理工事をします。
修理箇所がバスタブの裏側の為、バスタブを外します。
すると、最初に見つけた箇所以外にもタイル目地が剥がれて、タイルが剥離しかけている個所がありました。どうも隅っこに負荷がかかるみたいです。
バスタブ側の剥離箇所
結構大きく切れ目があります。これではシャワーを使った時にかなりの量の水が出てしまいます。
タイルの表面を処理して、バスタブを置けば見えない個所にパネルを貼っていきます。
パネルの継ぎ目などしっかり処理をしたら、バスタブとカウンターを戻します。
あとは、漏水調査の時に開けた開口部を点検口にします。
これで工事完了
おそらく、ユニットバスが古くなり徐々にユニットバス自体がゆがんできているのかと思います。歪みの圧力が隅っこのタイルに負荷をかけ、タイルが剥がれてきてしまったと考えれらます。
本来はユニットバスの交換が一番いいのですが、交換工事はかなりのコストがかかります。
使えるものはなるべく長く使えるようにできればいいですね。
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<参考リンク>
給湯配管のバルブを交換(給湯バルブの内部が壊れています)
【漏水修理】TOTOユニットバス内バスタブ排水からの漏水
【施工完了】ビジネスホテルの給水給湯配管を交換